ユニーク?ナットク 食事療法・ケイシー流の基本項目12

ぜひお伝えしたかった、ケイシー流の食事療法。

食べたものが身体を作るからです。

病気や美容など身体に関する相談をケイシーにした人たちで、食事の指示を受けない人はほとんどいなかったというほど重要視されていました。

リーディングを受けたある男性は、もしも指示された食事療法をしっかり行うなら「相当な変化をもたらす」と言われています。

元プロ格闘家の知人が、肉を多く食べると瞬発力は出るけどスタミナが持たない、野菜を多く食べるとスタミナが持つ、と言っていたのが印象に残っています。格闘家やアスリートでベジタリアンの方もいます。

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ケイシーが指示した食事法には、一般的には言われないユニークな方法がみられます。ところが詳しく知っていくとナルホドと思い、体験していくうちにナットクすることが少なくない。

100年近く前にリーディングで指示した不思議な方法が、今になって理にかなっていると分かる場合もあります。

例えば、皮膚炎のある人はナス科(ナス、トマト、唐辛子など)を避けるようケイシーは述べました。

最近になって、ナス科の果実の種と皮に含まれる毒素が、弱った腸壁をすり抜けて身体に悪影響を与えることが分かってきました。この毒素が排泄器官のひとつである皮膚に影響を与えると考えられています。

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今回ご紹介する基本項目12は、9600件以上のフィジカルリーディング(身体に関するリーディング)をもとに、主な食事方法をまとめたものです(参考:NPO法人日本エドガー・ケイシーセンター)。

多くの方にお役に立てる情報と思いますが、人それぞれ生活習慣や体質は異なるので、ご自身の体に耳を傾けながら体調に合わせて取り入れてみてはいかがでしょうか。


<食事療法・ケイシー流の基本項目12>

【1】豚肉を控える

【2】揚げ物を控える

【3】お肉は控えめに

【4】新鮮な野菜を豊富に食べる

【5】リンゴとバナナに注意する

【6】ゼラチンを摂る

【7】かんきつ類はパワフル

【8】穀物は1種類だけ。複数を一緒に食べない

【9】水をたくさん飲む

【10】精白されたものは控えめに

【11】コーヒー・紅茶にミルクは入れない

【12】怒っているとき・落ちこんでいるときは食べない

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【1】豚肉を控える

豚肉を食べないようにとケイシーは口をすっぱくして言いました。豚の「脂」は身体に相当なダメージを与えるそうです。

カリカリに焼いて「脂」を落としたベーコンは、ときどきならOK。

沖縄では豚肉を多く摂りますが、伝統的な料理法では何度も煮て脂を落としてから料理していたそうです。現在は欧米化で食文化は変わり、長寿県トップは他に譲りました。


【2】揚げ物を控える

加熱して酸化した油は身体にダメージが大きい。特に健康回復したい人は避けましょう。炒め物も注意。

「蒸す」や「水炒め」にし、仕上げにオリーブオイルやゴマ油を少しかけてはいかがでしょうか。お腹にやさしいマイルドな料理になります。


【3】お肉は控えめに

獣肉はできるだけ控えめに。ステーキにするならしっかり火を通しレアは避けます。動物性たんぱく質を摂るなら羊肉、鶏肉、魚介などが薦められました。


*皮膚炎のある場合は甲殻類(エビ、カニ)、貝類は避けます。


【4】新鮮な野菜を豊富に食べる

「地上の野菜」と「地下の野菜」を、3:1くらいの割合でいただきます。


・地上の野菜・・・レタス、白菜、セロリ、キャベツ、ホウレンソウ、アスパラガスなど。人参は地上の野菜に含めます。

・地下の野菜・・・大根、ゴボウ、ビーツ、レンコンなど


レタス、クレソン、人参は、特に血液を浄化する働きが高いとケイシーは言います。

食べるタイミングもユニークです。


・日中・・・地上の野菜を生で食べます。生野菜は立ち上がる傾向があるため

・夜・・・地下の野菜を温野菜で食べます。温野菜は身体を休ませる傾向があるため


*皮膚炎のある場合はナス科の野菜(ナス、トマト、ジャガイモ、ピーマン、唐辛子など)を避けます。

*できるだけ地物の新鮮な野菜をいただきます。葉物野菜は時間単位で変化するとケイシーは言います。


【5】リンゴとバナナに注意する

リンゴは他の食べ物と一緒に摂らない。生のリンゴを食べるなら単品で。

消化系をリセットする力が強いので、一緒に摂った物が未消化になり体内毒素になってしまうからです。

もしも一緒に摂りたい場合はリンゴを加熱すれば大丈夫です。

一方、リンゴのリセットする力を活用すれば、体内浄化ができます。


*ヘルペス、口内炎の出やすい人は生・加熱問わずリンゴを含むものは摂らない。野菜ジュース、ジャム、カレールー、ソース、菓子類など含む製品があります。


バナナは樹に実っている状態で熟したものを食べるようにケイシーは言います。

日本ではちょっと難しいですね。日本のバナナの大半は、青い状態で輸入して倉庫で黄色く熟成させたもの。国内で栽培されたバナナも少しずつ増えているようです。


【6】ゼラチンを摂る

「ゼラチン」、「ビタミン」、「腺(内分泌腺と外分泌腺)」の関係をケイシーは以下のように伝えました。


・体内にゼラチンがあると、ビタミンの摂取効率が強化する

・体内に十分なゼラチンがないと、ビタミンは働けない

・身体で重要な化学物質を作っている腺は、ビタミンによって活動している


それぞれが関係しているので、新鮮な野菜や果物を食べるとともにゼラチンも摂りましょう。

ゼラチンは動物の骨や皮に多く含まれていて、コラーゲンというたんぱく質からできています。各種アミノ酸が豊富。

市販のゼラチンで豚由来の製品がありますが、脂は除いてあるので問題ありません。

寒天は海藻が原料なのでゼラチンとは異なります。

粉タイプのゼラチンは調理のほか、サラダやみそ汁などを食べる前に振りかけるだけで手軽に摂れます。


【7】かんきつ類はパワフル

体質を弱アルカリに保つのは健康のポイント。柑橘は身体をアルカリ化してくれます。

また、体内の不要なものを排出する力があります。気分もリフレッシュしますね。

ただし一つ注意があります。「穀物と一緒に摂らない」です。

柑橘の酸と穀物の消化液は似ているため、一緒に摂ると脳が判断を誤り、穀物はうまく消化されずに毒素となってしまうからです。


【8】穀物は1種類だけ。複数を一緒に食べない

米、麦、そば、トウモロコシ、ジャガイモなどは同じ食事では摂らず、一種類だけに。

消化の条件がそれぞれ異なるので、一緒に摂ると未消化になり、体内毒素を作りやすくなります。


例)ラーメンとライス、ソバと天丼などの組み合わせを控える


【9】水をたくさん飲む

きれいな水は、毒素の排泄を促し、血液をきれいにします。不足すると、毒素が残りやすくなり、また血液の粘度が高まりやすくなります。

お茶などではなくシンプルな「水」を、一日1.5~2リットル(コップ6~8杯)を目安に。

手元に水を用意しておくと、こまめに飲みやすくなります。

「朝起きたらコップ半分くらいのお湯を飲むと、体内の毒素をきれいに出してくれる」とケイシーは言います。熱くもぬるくもない温度で。


【10】精白されたものは控えめに

白米、白いパン、白砂糖など、精白されたものは控えめにします。

玄米や全粒パン、甘味は果物、蜂蜜、てんさい糖などに。

玄米は三分づきや五分づきから始める、酵素玄米にするなど消化力に合わせてみてはいかがでしょうか。


【11】コーヒー・紅茶にミルクは入れない

「カフェイン」と「ミルク」はそれぞれ消化する方法が違うので、一緒にすると消化器官に負担がかかり、胃壁を荒らしてしまうそうです。

特に口内炎のできやすい人は控えます。


【12】怒っているとき・落ちこんでいるときは食べない

消化の働きが弱っているので、無理に食べずにきれいな水だけをいただきます。

リラックスしているときは副交感神経が優位で、消化もスムーズです。

エドガー・ケイシーが存命中、共に協力して治療を行ってきた物理療法士のハロルド・J・レイリーは患者に繰り返し忠告したという。

「腸を流れている血液と同じ血液が脳を流れ、同じように、悩んだり心配したり恐れたりしている脳を流れている血液が、腸に流れているのだよ。つまり、精神的緊張は、肉体をもむしばむのだ」(『健康ハンドブック』ハロルド・J・レイリー他著/中央アート出版社)。


以上


<エドガー・ケイシーのリーディング>

「われわれの食べているものとわれわれの考えているもの――この二つが合わさって――肉体的にも精神的にも、いまのわれわれを作っているのだ」(288-38)


「すべての人は、たくさんのレタスを食べるべきである。レタスは、血流を攻撃するほとんどの影響力を破壊するエネルギーを、血流そのものに供給するからである。レタスは浄化剤だ」(404-6)


<参考>

●NPO法人日本エドガー・ケイシーセンター

https://edgarcayce.jp/

●『食のパラドックス 6週間で体がよみがえる食事法』(スティーブン・R・ ガンドリー著 白澤卓二訳/翔泳社)

●『健康ハンドブック』(ハロルド・J・レイリー他著/中央アート出版社)

●『自然療法で「乾癬」を治す』(ジョン・O.A. パガノ著 林陽訳/中央アート出版社)

●『ジョコビッチの生まれ変わる食事』(ノバク・ジョコビッチ著 タカ大丸訳/扶桑社)

●『エドガー・ケイシーが教えてくれた美しく生まれ変わるレシピ』(光田秀著/総合法令出版) ほか


・泰・


*本文で紹介している内容は医師の診断や処方に替わるものではありません。応用される場合は医師あるいは資格ある医療従事者の指導のもとに行うことをお勧めします。ここに紹介する方法を適用した結果としてどのような状態が生じようとも関連する団体あるいは個人はその一切の責任を免れるものとします。

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