桃、梨、ぶどう、色とりどりの果物が店先をにぎわせています。果物好きにはわくわくする季節。
果物には種を育てる栄養がたくさん入っています。
しかも含まれている酵素によって消化が進んでいるから、とても消化吸収しやすいというすぐれもの。
夏の疲れが出やすいこの時期にたくさんの果物が採れるのは、大自然からの贈り物のようです。ちょっと意識して果物を摂ってはいかがでしょうか。
デザートとして食べられる場合が多いですが、理想的なタイミングはお腹が空っぽのとき。朝一番やおやつの時間、食前などがおすすめです。
お腹に他のものが入っていると消化の早い果物が先に進めず、消化管が渋滞を起こして胃もたれやアレルギーや肥満など不調の元になりかねません。
消化が速いものから遅いものへと進めていくと、身体の負担を減らせます。
<消化しやすい順番>
果物→野菜→タンパク質→穀物
レストランのメニューで「サラダ→スープ→肉や魚+パン」などがありますね。
果物以外の食べ物は、消化のために体内の消化酵素やエネルギーを使います。
一般的な食事では、消化に使うエネルギーは一日でフルマラソン並みとか。食後に眠くなるのも納得です。
消化に使うエネルギーを減らせば、その分のエネルギーを活動や身体の修復に回せます。
炭焼き職人の方に聞いたのですが、ときどきケガをした野生動物が炭焼き小屋でじっとうずくまっていることがあるそうです。雑菌が少ないとか遠赤外線が出ているとかがあるかもしれませんが、同時に食べない・動かないことで、エネルギーを身体の修復に使っているのではないでしょうか。
人も体調がすぐれず食欲がない場合があります。このようなときは無理に食べるのではなく、体と相談しながら果物を摂ってみてはいかがでしょうか。
このとき一種類の果物にするとより消化がより楽になります。果物によってそれぞれ消化の速さや性質が違うからです。
*加熱(48度以上)すると酵素は失われます。缶詰や濃縮果汁還元ジュースは過熱や加糖などの加工がしてあります。
・泰・
<エドガー・ケイシーの果物に関するアドバイス>
●リンゴは、単独で食べる。リンゴは単独で食べると浄化の働きがありますが、消化管をリセットする力があるので他のものと一緒に食べると未消化物となります。また、ヘルペスや口内炎のできやすい場合はリンゴは避けます。
●バナナは、枝で熟したものをその場で食べるのが望ましい。日本ではちょっと難しいので、もしも食べるなら黒い斑点がでてよく熟したものにしましょう。
●ミカンは、穀物と一緒に食べない。少なくとも2時間以上開けます。柑橘に含まれる酸により穀物が未消化物となるからです。
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