甘味、エドガー・ケイシーが薦めたのは?

食事のあと、体調や肌の状態が変わったことはありますか。

エドガー・ケイシーは病気など身体の相談に対して、多くの場合、食事のアドバイスをしました。食べ物が体に与える影響は大きいからです。

「食べた物と考えたことが、その人の身体を作る」と述べています。


体調によって食べ物の相性は異なるものの、ほとんどの人に共通してケイシーが奨めた食事法があります。複数ありますが、そのうち代表的なものを紹介します。


●揚げ物は食べない ・・・加熱などで酸化した油は避けます。

●豚肉は食べない ・・・特に豚の脂に注意。

●炭水化物を食べすぎない ・・・身体が酸性化しやすくなります。

●新鮮な野菜と果物を食べる

●食べ合わせに注意する ・・・NGの組合せの例:「みかんと炭水化物」「肉と穀物」「カフェインとミルク」「複数の穀類を同時に食べるのはNG」「生リンゴを他の食べ物と食べるのはNG(単独でならOK)」など。

●砂糖(白砂糖)は控える


上記の中でもとりわけ「揚げ物と豚肉を食べない」は、ケイシーが強調した事項です。そうとう身体に影響しやすいようです。

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今回は、食べ物の中でも甘味についての話しです。

一般的に多く使われているのは白砂糖。菓子や飲料、料理、調味料などに含まれます。

白砂糖を控えるように言われても、甘味を使いたい場合もあるでしょう。安心してください、ケイシーは白砂糖の代わりとなる甘味をいくつか提案しています。


まずは果物や野菜など。これらの自然な甘味を味わいます。同時にビタミンやミネラル、酵素などを摂れます。ドライフルーツなら砂糖を添加していないものを選びましょう。

ドライフルーツのデーツ(ナツメヤシ)はしっかり甘味があり、ミネラルが豊富。干し柿に似た味わいで酸味はないため、すっぱい物が苦手でも食べやすいでしょう。料理や菓子作りにも使えます。ドライのデーツとイチジクは、よくリーディングで奨められました。

次にハチミツ。とりわけ「巣入りのハチミツ」を巣ごと食べるのが推奨されました。

そして、てんさい糖(ビートシュガー)。形が大根のような、甜菜(さとう大根/ビート)から作られる甘味料です。日本では北海道で甜菜が栽培されています。穏やかな甘でありクセが少ないので使いやすく、1キロ数百円でスーパーでも販売されているので入手しやすいです。

以上の3種、果物、ハチミツ、てんさい糖は、白砂糖の代替としてリーディングでよく見られました。他にはメープルシロップや黒砂糖などです。


・・・・・・・・・・・・・・エドガー・ケイシーのリーディング・・・・・・・・・・・・・・

(問)ケーキや甘い物はまったく食べてはならないということでしょうか、それとも、普通の程度にするということでしょうか?

(答)沢山食べてはならない。ごく少量にする。よろしいかな。砂糖あるいは甘味は、自然の果物や、自然の野菜の甘味や砂糖にする。(571-1)


多量の砂糖を避けること。野菜類とフルーツ類の中の砂糖は足りているはずだ。あらゆるペーストリーやその類を避けること。これらは用心すべき食べ物である。新鮮な野菜とフルーツの生と加熱調理した両方のものをもっと多く食べること。(2451-2)


(問)食事に関して何かアドバイスがありますか?

(答)できるだけ生野菜と果物の食事に近づけること。どんな種類の肉類も多すぎてはならないし、甘い物も多すぎてはいけない。蜂蜜や自然の甘味を除き、甘い物は滅多に食べてはならない。蜂蜜や自然の甘味であればこの人に望ましい。(4038-2)


(甘い物を摂りすぎると)体内から一掃する必要のあるものが、血液からまさに排泄されようとしているとき、そこに影響するような発酵を生じてしまう。(757-4)


食事に関して――揚げ物はどれも摂ってはならない。多量の甘味を摂ってはならない。とりわけ主にサトウキビの糖で作られたシロップは摂り過ぎないこと。ハチミツのような甘味は、とりわけハチの巣と一緒のものは非常によろしい。(1810-1)


ハチミツがより望ましい。てんさい糖は精製された甘蔗糖ほど害を及ぼさない。糖に対する欲求があるなら、赤砂糖(ブラウンシュガー)あるいはメープルシュガーを使用すること――もちろん、少量である。(340-31)

*甘蔗(かんしゃ、かんしょ):サトウキビ

*ブラウンシュガー:ここでは精製度合いが低く糖蜜成分が残っているもののこと


(問)この体にとって最も良い糖類を提案して下さい。

(答)てんさい糖はすべての人にとってより良いものである、あるいは精製されていないショ糖だ。(1131-2)


砂糖、あるいは甘蔗糖を多量に使ってはならない。てんさい糖がより好ましい。(1779-3)


ペストリーもパイ類も一切だめである。けれども血糖値が上がらない食べ物なら時々摂ってもよろしい。つまり、てんさい糖は甘蔗糖よりも望ましい。(1963-2)


決して甘い物を多量に食べてはならない。ペストリーであっても他の甘い物であってもだ。もし望むのなら朝食のソバ粉ケーキやその類と一緒にハチミツは摂ってよろしい。あるいはシリアルの甘味料として使ってもかまわない。しかし甘蔗糖はだめだ!もし砂糖への渇望があるならてんさい糖を使うことだ。(1993-1)


甘蔗糖を摂りすぎてはならない。飲み物でも食べ物でも、むしろ粗糖(ローシュガー)、あるいはてんさい糖を使用する方が望ましい。あるいは食事中の果物と野菜類からの糖類にもっと頼ること。(470-14)

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甘味は白砂糖以外にも、選択肢はいろいろありました。とはいえ適量があるので、摂りすぎに注意して体調に合わせて加減してください。

また白砂糖だけではなく、菓子パンや菓子など砂糖を含むものを避けるようにケイシーはアドバイスします。最近は料理に砂糖がたくさん含まれる場合も多いので、気を付けましょう。

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砂糖といえばサトウキビが思い浮かびます。けれども先のリーディングにあるように、よく薦めらたのは、甜菜から作られたものでした。

甜菜の見た目は大根に似ていて、サトウ大根と呼ばれています。根っこの部分に甘味があります。分類上は大根のアブラナ科とは異なるヒユ科。ヒユ科にはほうれん草や、ボルシチスープに入れるビーツがあります。ほうれん草の根本も、ほのかな甘味がありますね。ビーツは食事に摂り入れるよう、ケイシーがたびたび薦めたイチオシ食材の一つです。

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ちなみに淡い茶色の三温糖は白砂糖よりも健康的に思われがちですが、白砂糖を作る過程でできた、熱によってカラメル化したもの、あるいは白砂糖をカラメル色素で着色したものだそうなので、成分としては白砂糖とあまり変わりません。


身体を気遣いつつ、甘味をとるときのご参考になりましたら幸いです。


・泰・

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